
検証&まとめ!アレルギー・アトピー 食事編

やっと、アトピー、鼻炎、喘息の全てを克服できそうです。
残るはアトピーほんの少し、それから石油系化学物質過敏症のみとなりました。
夫は、全身型のアトピーです。
5才の息子も、体質的には両親のものを受け継いでいるようです。
ところでわたしのアトピーは改善し始めると、悪い食べ物を食べると30分以内に強い反応(カサカサ)となって表れる、もしくは最初は大丈夫でも毎日続けていくとかすかに悪化していくという風に、人体実験?かのように表れていました。
それを思い返した自己の経験と、関連して集めた情報を、ここで紹介していきたいと思います。
過去のブログと重複もありますが、ご了承ください。
~~~ アトピー、アレルギーと体質について ~~~
アトピーはアレルギー系の病気が皮膚炎となって表れるものです。
アレルギーと聞けば、食べ物、金属、ハウスダスト、ダニ、花粉、動物などが思い浮かぶかもしれません。
大まかにそのようなものが原因だったりするのですが、アレルギーの人というのうは腸が弱いのです。
その弱い腸が体にとって毒となるものを吸収してしまい、皮膚から吹き出るのがアトピーです。鼻水となって出てくるのが鼻炎や花粉症です。咳や痰となり呼吸器系からでるのが喘息です。蕁麻疹も、寒冷・温暖蕁麻疹も、発症の仕組みはアトピーと同じ原理です。
つまり、アトピーが改善することは他のアレルギーにとっても良いということで、喘息を改善するのに良い方法もアトピーや蕁麻疹改善に良かったりもするのです。
アレルギーの一つが改善されると、他のアレルギー症状も改善します。逆に悪化していくと、アトピーしかなかったのに喘息にもなってしまった、というような状況が起こります。
主にわたしは幼少の頃からアトピー、中学生の頃から加えて鼻炎に悩まされてきました。
一旦18歳のころに全て完治しまして、その後23歳頃に再発、以前より一層ひどいアレルギー症状に悩みました。
32歳の夏、風邪を引いたときに無理をしたら、喘息になりました。
更にその冬、石油系化学製品過敏症であるということにも自分で気づきました。
アレルギーがあるからと言ってアレルギー検査に必ずしも反応がでない場合もあります。わたしはこれだけのアレルギーを持ちながら、アレルギー検査には何一つでません。(金属アレルギーがあることは、わたしが36歳のときにはっきりしました。32歳頃にはステンレスにかぶれましたが、あまりひどいと思っていませんでした。)
先日我が息子怜も、幼稚園のお泊り会の関係で検査をするよう園に言われたのでしましたが、やはり何一つでないしアレルギー体質ですらないとの結果がでました。それでも医師は、食べてダメなものはダメなので、食べないようにと言いました。長男の場合は電磁波の多い電気屋さんが具合悪くなるので長居できません(長男が8歳の頃に自宅のWiFiをやめて有線にしたら家電量販店に頭痛なしで入店できるようになりました)。小麦の多い食品も(うどん、パンなど)好きでもある程度食べると苦しくなるので残します。添加物、いちじく、ゆずで口が腫れます。セミノールオレンジで腹痛&喉の痛みで2時間寝込みました。柑橘系全般も苦手です。
それでも食品は全て陰性、ハウスダストやダニなどにも陰性、医師の勧めの検査やわたしが怪しいと思ってしてもらった検査は全て陰性です。
わたしは現在春が来て33歳になりました。
わたしは今はあと一歩のアトピーと、たまにお菓子を食べると少し出る鼻水、それから32歳にして発症した喘息は病院へかかることなく完治しています。
風邪も年に何度も引いていたのに、今年はまだ引きません。
アトピー・アレルギーは腸内環境を整えると良くなります。そして腸内細菌にダメージを与え消化するときに体の大事なミネラルを奪う糖質(お酒も含む)を避け、活性酸素を生み出す添加物や酸化物を避けるのです。
完全によいものだけを食べるというのはなかなか難しいことです。食費もばかになりません。時には悪いものだって食べたいです。そんな我侭な要望を実現すべく、日々の生活で気をつけるポイントをまとめてみました。
更に追記している現在、35歳になりました。
33歳にして第二子を出産し、現在1歳2ヶ月となりました。生後半年のときに顔面がひどい蕁麻疹とその後悪夢のアトピーに襲われ、ひどいお顔になってしまいましたが、とっても綺麗なお顔になりました。胸元と手指にも症状が進行するとカサカサが出て来ていたのですが、胸元は鶏、手指は小麦を避けることにより綺麗な状態を取り戻しました。この完治するまでの半年間、新たな試行錯誤を繰り返し、たくさんこれまでに書いてきたことに追記したり、訂正しなければならないことが出てきました。食事以外にもたくさんきを付けないといけないこともあるということも、体感しました。そして、この半年でわたしのアトピーも悪化したり、そしてピークに達してから過ちを改善することで、赤ちゃんの知と共にほぼ完治へと再び向かうこととなりました。今回のことがあったお陰で、新たにどういうものがいけなかったのか、どういうものがいいのか、これまでの玄米菜食を覆す発見もありました。下記の事項へ加筆訂正していきます。
★★ 食べ物編 ★★
かさかさアトピーは甘いものの摂りすぎででます。ぶつぶつアトピーは肉魚や脂分の摂りすぎです。
鼻炎の鼻水は、甘いものお菓子類を止めるととまります。めやにもそうです。
鼻炎の人は卵を週1個程度に抑えておくと、蓄膿にならなくて済みます。
ひじの内側にでるアトピーは、果物、特に南国系の果物を止めると治ることがあります。
甘いもの、と先ほど言いましたが、合成甘味料と加糖ブドウ糖液糖&異性化糖液糖(遺伝子組換物質です)、小麦粉(遺伝子組換の影響が大きい食品です。アメリカだけでなく、北海道産であっても小麦は危険です。西欧系のデュラムセモリナで大丈夫な場合もあると聞きましたがわたしは北海道産よりずっとひどい症状が出ます)が特にいけません。合成甘味料を摂るくらいであれば、砂糖たっっぷりでも素朴なお菓子であれば、以外に悪影響は少ないです。だから、カロリーゼロ、とかの食品は絶対に避けなければいけません。そのため清涼飲料水は気をつけなければならないですし、市販のお菓子には合成甘味料、遺伝子組換物質、小麦粉を避けるのには至難の技とも言える状況のためにアトピーの人はお菓子を食べないようにすると良くなると言われるゆえんなのです。
わたしはこれらの甘味料によってアトピーが猛烈にかゆくなることを体感しています。また、遺伝子組換え物質は、摂取しているとアトピーどころか、必ず癌になるという実験結果もあるようです。ところが現在の日本は、加工品を輸入した場合にはその原材料を明記しなくてもいいことから、遺伝子組換食品は「コーングリッツ、ブドウ糖、異性化糖液糖」などに加工されてから輸入されるのです。そしてお菓子を中心にさまざまな食品に混入されています。
同様に危険性がある物は、チキンエキスなどです。これは食品のかなりが中国から輸入されていることに留意しなければならないことのひとつですが、中国は下水に捨てられた廃油までも再加工して市場へ出回らせるという食品管理状況なので、〜〜エキスといった、ラーメンをはじめとした食品に混入されている物には得体の知れない物質がたくさん入っている可能性が非常に高いのです。
それから、リン酸塩という添加物、骨をもろくする他悪影響で名高いのですが、ソーセージ類によく入っていますし、学校給食にも毎日のように献立の使用物質に掲載されていることに、我が子はお弁当を持たせているので口にはしませんが、わたしは将来を担う子どもたちへの多大なる影響は避けられないと懸念しています。
アトピーの出る場所によっても、原因物質に何が摂り過ぎかと判断できる手がかりとなったりします。
これだけ気をつけるものがあるということは、市販の加工品、お菓子、給食、どれもこれも安心して食べられる物が非常に少ない!どうしよう!と、泣けてくる方もいるかもしれませんが、大丈夫。
わたしの長年の実体験に基づく試行錯誤によってはじき出した、シンプルにするところはシンプルにしてしまって手間を省き、それでいて簡単な工夫をすること、そして食べても割と安心な食品をこちらで紹介しますので、参考にしてくださいね♪
×お菓子類
・入っている普通の砂糖である単糖類が悪いです。単糖類の中では腸内細菌は生きていくことができません。それに対して多糖類の中では腸内細菌は生きていけます。アロエには多糖類が含まれています。アロエの健康食品やネットワークビジネスなんかもあるけれど、そういうものには手を出さずに、植木鉢のひとつを自宅におくのも良いかと思います。
・マーガリン・ショートニングはトランス脂肪酸と言われるとても怖い油です。欧米諸国ではドイツを始めとする国で禁止や規制がされています。腸の奇病、クローン病の原因とされていますが、日本ではクローン病は原因不明という扱いのままですが、確実に日本国内でも患者が増えつつあります。日本ではそれほど騒がれていませんが、海外では規制されています。日本のクッキー、クラッカー、ウエハースはほぼ全滅ですが、海外のお菓子には入っていないものを見つけることも可能です。ただし、小麦粉自体が遺伝子組換えの心配があります。
・還元水あめは、マーガリン、ショートニングと同様に体内で分解される際に大量の活性酸素を発生させます。消化吸収されにくい成分ということで、腸が丈夫な普通の方にはあまり問題がないのかもしれません。しかしアレルギー体質の方は腸が弱いのです。吸収してダメージを与えます。わたしは還元水あめ含有率が高い梅干を食べると、あっという間に左目の下が一気にカサカサになっていきました。恐ろしいです!
・ブドウ糖果糖液糖、異性化糖は、入っているものを食べると砂糖だけのものよりも確実に悪化するのがわかります。(←これをここに書いたときにはわたしは遺伝子組換え物質とは知りませんでした。けれど確実に影響しているということが自分で読んでいて分かりました!)お菓子を食べるにもマーガリン、ショートニング、還元水あめに並んで絶対に避けます。
・市販のチョコレートとアイスクリームは、アトピーにとって最も避けたいお菓子です。チョコレートは本来痛みやすいものですが、市販されているものは賞味期限が長いです。たくさんの添加物が入っている証拠です。更にチョコレートの油は酸化してしまいます。酸化油はアトピーの天敵です。アイスクリームは添加物の塊です。それでもどうしても買いたいのであれば、高いアイスを買うことです。リーベンデールあたりになると、だいぶ添加物も少ないのですが、それでもアトピーはテキメンに悪化しますし、うちの長男は苦しくなると言いました。mouなんかもいいかもしれません。特にローソンで売っているピュアシリーズ(ナチュラルローソンではありません。店舗によりほとんど取り扱いのないお店が多いです。)のものは、アイスに限らずいいと思います。チョコレートも買いたいのであれば、オーガニックで賞味期限がきちんとあって、冬季しか製作販売できないようなものがいい、と思ったのですが、わたしはオーガニックのチョコで激しく悪化する場合もありました。オーガニックって、うかつに信用しすぎないほうがいいというのが、36歳になってから一層強く思うようになりました。
チョコレートに関してこのように書いたのですが、市販でも割といいものがありました。明治の板チョコのミルクチョコレートです。気をつけて欲しいのは、ビターではなくミルクであるこです。市販のチョコって大抵植物油で割り増ししているのですが、こちらは純粋なチョコで作られていて、添加物もそれほど害のひどい物ではありません。実際わたしは知がアトピーのときにも食べていますが、悪化するどころか改善も見られました。チョコは悪いとずっと決めつけていたのですが、明治板チョコミルクなら、どうしても食べたいときにはいいかと思います。しかも、金属アレルギーの場合には、明治のホワイトチョコのほうがなおよいということもわかりました。
×ラーメン・焼きそば
・かんすいが入っています。これは体に悪いとよく言われていますが、やはり活性酸素をたくさん出すようです。それから添加物が多いのも問題です。たれも色んなものが入っています。それでも市販の商品を購入したい場合には、たれに還元水あめやカラメル色素が入っていないものを選びましょう。どれも活性酸素を出します。
焼きそばは、更にラーメンを油でいためているものを販売している場合もあるために、酸化が一層深刻です。焼きそばを食べたいのなら、普通のラーメンをゆでて、味付けにはウースターソースを使用するとマシです。
わたしは冷や麦を使って手作りします。作り方は超簡単。麺をゆでるときに、塩小さじ1、重曹大さじ3を加えて茹でるだけです。茹で時間が若干長くなるかもしれません。スープは、にんにく1かけ、ショウガをにんにく同量程度、細切れに刻み、スープに入れたい野菜の具を入れて茹で、味付けに塩小さじ1、オーサワの野菜ブイヨン1袋、創建社の洋風だし(うちは赤ちゃんがホタテが駄目なので、夫と長男の分だけに入れています)を入れて、醤油味、味噌、塩、こしょうで更にお好みに調整していきます。麺は、重曹でほんのり黄色のシコシコ中華麺に変わります!夫もびっくりしていました。しかも重曹を使った食品を食べると、たとえ小麦を使ってる物でもアトピーの改善を感じるのでおすすめです。ぜひお試しください。
×お酒・砂糖
・糖質そのものです。糖質は、単糖類であれば、腸内細菌を死滅させます。白砂糖は精製されているために、自身にミネラルが全くありません。そのために他の糖類が分解するときよりも一層たくさんのミネラル分が必要となるために、わたしたちの体内に蓄えられているミネラル分を奪って分解します。元々ミネラル分の少ないアトピーの人は、更にミネラル不足となります。使用するのであれば白砂糖はダメです。てんさい糖(農薬使用料が多いのが懸念です)、黒糖(稲系にアレルギーのある方は黒糖は避けます。ミネラルは高いですが米食のわたしたちには稲系摂り過ぎとなる恐れが強いですのでお勧めしません!わたしは黒糖が駄目でした。)、メープルシロップ(物によって風味がとても違います)、蜂蜜(天然のもの。中国産の表示があるものは必ず加糖されているので注意。加熱すると変質してしまうので、加熱調理には使わないのと、注意書きにもよくありますがボツリヌス菌症の心配があるため幼い子には絶対に与えないこと。)、のような未精製のものにします。三温糖は、カラメル色素で着色しただけのものもあるし、これを選ぶくらいならてんさい糖を選んでください。ミネラル分が残っている分だけマシですが、これらも体内に入ると負担がかかる場合があります。できるだけ料理には加えないように、またお菓子類でもレシピに掲載されている分量の半分以下にするなど工夫しても十分美味しかったりします。例えば、レモン果汁を使うお菓子などはうちは長男が柑橘系に弱いので米酢で代用していますが、すると酸味が緩やかなので砂糖半分以下でも十分甘いお菓子になります。甘いものに舌が慣れている人たちが多いので、アレルギー食を進めていくと、普通のレシピでは甘すぎたりもします。
普段使いとして手元に置いておくのには、てん菜糖、メープルシロップがおすすめです。
料理に砂糖を入れなくても平気です。みりんと料理酒も要注意。イオンのプライベートブランドの本みりんは遺伝子組換えでした。気づかずに使用していたときに作った煮物を長男は食べられませんでした。料理酒も添加物まみれなので、全く不要です。使うなら本物の日本酒です。しかし我が家ではどちらも使用しておらず、みりんと料理酒の効果を併せ持つ、「味の母」という無添加の安心出来るものを使っています。
◎発酵食品、×納豆、△漬物、△ヨーグルト、調味料(塩・しょうゆ・お酢)
・発酵食品は、腸内環境を整えます。ただ、市販の味噌、納豆、しょうゆ、お酢、つけものなどは発酵期間も短く熟成もされていない、本物の発酵食品からは程遠いものです。
手作りの味噌を作ることが一番です。手作りの味噌は時間が経つとともに空気に触れているところから黒くなっていきます。これらの味噌を、味噌汁も良いのですが、生で摂取できると酵素がたくさん摂れます。味噌汁も、沸騰して具を煮た後、温度が下がってから入れると良いです。手作り味噌は、買うと800gで軽く1000円程度もしてしまいますが、手作りで作ると塩、大豆、麹の全てに最高にこだわっても安く上がります。保管する場所に困るようなお宅は、暑い時期は冷蔵庫へ入れてしまいます。作ってみると、予想していたよりもずっと簡単にできます。ぜひ始めましょう!市販品で良い味噌を手に入れようとしても、有機だと中国産の大豆を使っていたり、麹のお米を放射能汚染の心配あるものだったり、水のこだわりがなかったりと、本当に良い味噌を手に入れるのには難しさを感じます。
・しょうゆやお酢はさすがに手作りは難しいので、本物の発酵させたものを購入するようにします。お酢は自然発酵のものはわざわざアルコールを加えたりしていませんし、ツンツンしたキツイ風味も無くやさしい味です。
・塩は天然のものを。精製塩の摂り過ぎで高血圧になる、天然塩に替えるだけでも高血圧が良くなるという話しもあります。わたしはずっと塩そのものを避けていたのですが、気にせず天然の塩を使うようにしたところ、少々低血圧が改善しました。血圧全般に影響するようです。
・調味料を替えるだけでも、アレルギー体質及び万病予防の半分は達成できるとも言われています。また、気をつけないと添加物だらけのものを知らずに選んでいるのも調味料です。ぜひ、よいものを選びましょう!市販のドレッシング類は添加物まみれです。亜麻仁油3:米酢3:塩1を混ぜるだけでサラダにとっても美味しいドレッシングができます。
・漬物は、手作りして添加物を入れなければとても良い発酵食品です。しかし市販のたくあん、梅干などは添加物が多すぎるので、食べないほうが体のためです。
それから納豆、一般的には健康食品と信じられていますが、市販の納豆はろくに発酵もされていないもので発酵とも健康とも程遠い代物です。腸内環境を整える力もありません。納豆の油は非常に酸化し易いために、アレルギー体質、特にアトピーの方にはよろしくありません。ただ、納豆嫌いの方が、がんばって食べてみるというくらいであれば健康効果があるかもしれません。週2回以上食べると、確実に食べ過ぎのレベルで、尿酸が高くなったり、アトピーアレルギーが酷くなったりと、健康被害を及ぼします。何事も程々が大切です。わたしも長男も納豆が大好きですが、多食すると唇がガビガビになってきます。ひとつに酸化油の心配があるようですが、納豆は菌とネバネバと酸化油のどれかに反応を示しやすいのがアトピー体質のようで、お湯で洗うと割と大丈夫になる場合もあるそうです。
・ヨーグルトは牛乳が原料のものではなく、豆乳ヨーグルトが良いです。ただ、牛乳ヨーグルトだからと言って完全に悪いわけでもないです。腸内へ善玉菌が届くプロバイオティクスというものが最近出ているので、試してみるのもいいですが、過信はいけません。また、ビフィズス菌は腸によいと一般的に言われていますが、アトピーの人に不足しがちがビタミンB群をたくさん消費するのでビフィズス菌に偏ったヨーグルトではないものがよいです。牛乳はそもそも体に良くないので一生懸命ヨーグルトを食べることはないです。ただヨーグルトなどの乳製品に関しては、今は放射能の問題があるので、食べないほうがいいです。北海道であっても、牛乳には放射性物質が入ってしまっているからです。それから、牛乳を飲んでお腹を壊すタイプのの乳糖不耐性の方(日本人のおよそ8割)は、ヨーグルトであっても乳糖は2割程度しか減っていないそうなので避けた方がいいです。乳製品でアレルギー系の方にとって一番易しいのはチーズですが、添加物の心配が多いです。安心なのは、カマンベールチーズ、それから四つ葉の結着剤不使用のとろけるチーズ(四つ葉は乳牛に非遺伝子組換え飼料を使うと言っています)、明治十勝スライスチーズ(スライスチーズはなかなか添加物不使用がありませんがこちらは乳化剤だけです)、海外のチーズ類などは添加物をチェックしていい物があれば放射能の心配も少ない物もあるかもしれませんが、アメリカ産はホルモン剤を大量に使っているで絶対に避けた方がいいです。
×冷凍食品、×レトルト、×ふりかけ
・添加物が多いです。注意しないと、大量に摂取してしまいます。
特に幼児向けキャラクターふりかけは最悪でした。ポケットモンスターのふりかけの袋で遊ぶのが幼稚園で流行っており、嫌々5才の息子に持たせたこともありました。なるべく買わないようにはしていたのですが、だんだん毎日のように持って行きたがるようになり、自分でお弁当袋に入れるようになりました。買わなければいいのに、一緒に買い物へ行くと欲しがるものはこれだけです。お菓子も買ってあげないので、なかなか誤魔化しが効きにくくて、ふりかけが無いという期間も設けますが、長くは続きません。袋の裏を見ると、マーガリンも入っているし、なぜか「こしあん」が入っていたり、もう表示義務以下のものもたくさん入っているのだろうという感じでした。そんな日々が続き、息子は鼻の下が真っ赤になってすぐに添加物が入っていそうなものに反応するようになりました。怪しいものは全て取り除いていったのに、赤くなる反応は一向に収まりませんでした。ふりかけだけは強く抵抗するので最後の最後になっていました。そんなある日、家でふりかけを食べると、はっきりと激しく赤くなりました。他の何を食べるよりも、です。これはダメだと息子に言い聞かせ、止めるように促しました。初めはいつか良くなったら食べたいと言っていた息子ですが、2ヶ月も経つとこんなに体に悪いものなら捨てるといいました。そして、袋だけは幼稚園で遊びに使いたいので、中身だけを捨てました。それから、息子の鼻の下が赤くなることは激減していきました。
・冷凍食品も、レトルトも、便利なので用意したいのですが、やっぱり添加物が多いです。うちの冷凍庫はおかげさまでがら空きで、せいぜい使っているのは生協トドックの宅配(添加物もチェックできないし買えるものが殆どないので配達料金割引の期間終了時に止めました)でたまに購入していた冷凍豆腐とか、抗生物質無添加放牧豚のガイアポークソーセージ、お弁当用の作り置き(シリコンカップに残り物おかずを入れたものをタッパ風容器に並べて入れておくか、ジッパー付袋に手作りハンバーグを入れておいたり)、にんにくなどの食材です。割とがらんとしています。
けれども、普通のご家庭の食費を圧迫しているのは実はここなんですね!冷食、レトルト、それから調味料も案外ばかにならないんです。わたしたちアレルギー系食費を圧迫するものは、無農薬無肥料の野菜やお肉、原料粉など。
ここをうまく減らして切り替えられると、体によいものを求めても、食費もそれほど高騰せずに済むんです。手間はかかるようになりますが、食費はかさみません。そして、確実に体調はよくなります。野菜をメインを無農薬にするだけで、風邪など引かなくなりました。それから、甘い物を食べないだけで、肩こりがなくなりました。これは甘い物を再びガンガン食べた時期にまた肩こりになり、やめたらなくなったので甘い物の性が大きいと知りました。肌荒れや冷え性、視力の低下とも甘い物は関係していますことを体感してきました。
○海草、◎根菜類、○緑黄色野菜、△果物、×南国系果物、×ナッツ、×ドライフルーツ、×硝酸、◎ケイ素(シリカ)
・海草は、毎日食べるとよいとされています。ただ、閉経後の女性にとっては毎日食べると癌の原因となる可能性が近年研究により示唆されています。種類は同じものばかり摂らないようにします。原発の事故により海洋汚染が進んでいますが、事故直後より三陸産のものが壊滅的なダメージを受けたという理由だけで価格がこれまでの2倍程度に高騰しています。わたしは価格のことだけではなく事故の影響も考えて三陸産のものは選べません。ただ、自然食の陰陽講座の先生のお話では、三陸産の海草類は何度精密な機械を使って検査しても不思議と放射能は検出されなかったとおっしゃっていましたが、被災地の方には申し訳ないですが、やはりどうしても安心しきれません。替わって自然食品のお店でも韓国産わかめを扱う店が圧倒的に多くなりました。ひじき、めかぶ、のり、寒天なども良いです。海草特にわかめやのりをたくさん摂取することで放射性ヨウ素の摂取を防いで甲状腺がんになる可能性をさげるということでも一時期もてはやされましたが、産地はたいせつです。寒天は、味噌汁などに入れられる細切りタイプのものなんかも出ています。ただ、後述しますがニッケル、クロム、コバルトなどアレルギーをもたらしやすい金属類も豊富に含まれているために、やはり食べすぎは難です。それから海苔は、実は酸で処理しているために多食はいけません。妊娠中わたしは海苔で気持ちが悪くなったので、確実に体に悪い物だと言えます。無酸処理の海苔というのもオホーツク産で取扱いがありますが、とても高級で美味しいです。
・根菜類は、レンコン、ごぼう、ヤーコン、にんじん、こんにゃくが特にアレルギー全般に良いです。いつもの煮物として用意してもいいでしょう。根菜類の皮の部分には、アトピーの人に不足しがちな皮膚にハリを持たせる役割の珪素が含まれています。なるべく皮ごと調理します。コラーゲン、ヒアルロン酸を結びつけるのに不可欠な成分なのです。
レンコン(節が特別いいようです)、こんにゃくは中でも喘息に効果を発揮します。こんにゃくにはこんにゃくにしか含まれていない特殊な酵素が含まれていて、偶然わたしは喘息発作時に口にしてその効果のすごさを知り、完治させるに至りました。わたしはこのとき、市販のお菓子等も食べていなかったので治ったのだと思います。薬を長年使用しているような場合には、根本からの食事改善とこんにゃくが有効です。それから、卵と鶏肉と酸化油も喘息には要注意です。うちの赤ちゃん知が6ヶ月頃にアトピーがひどかったとき、喘息っぽい咳をしていましたが、この3点が悪影響していたと感じました。徹底して新鮮な食品を食べることです。
ごぼう、ヤーコンにはオリゴ糖と食物繊維がたくさん含まれているために、腸内環境を整えます。
こうした根菜類を努めて食事の基盤とすることによって、アレルギー症状は劇的に良くなります。ただ、その努力もお菓子類、お酒を体内に取り入れていては無駄になります。
・緑黄色野菜は、特にニラがアトピーに良いです。ほうれん草、小松菜などは硝酸が高い野菜です。必ず下茹でして、煮汁を一度流してから使います。硝酸とは、簡単に言うと野菜の毒であり、かゆみの成分となります。わたしなどはアトピーの手にほうれん草の煮汁がかかると猛烈なかゆみを感じます。ところがこれが市販の野菜ではなく、「完全発酵した」堆肥を使った有機作物、もしくは無肥料の野菜であれば、硝酸がとても低いため、必ずしも下茹での必要がありません。うちではそういった自然栽培の野菜を使うときには下茹でせずに使用していますが、アトピーは改善してきました。
硝酸は、日本では規制がありませんが、西欧諸国では明確な出荷基準が設けられています(葉物2500ppm以下、根菜2000ppm以下)。
ここで日本の野菜の硝酸値の比較表を載せます。
単位:ppm 一般の野菜 自然栽培(無農薬無肥料club大地農場)
たまねぎ 980 450
きゅうり 400 170
だいこん 4500 2100
ほうれん草 3500 1100
ピーマン 1800 720
春菊 1700 400
キャベツ 10000以上 450
メロン 1500 330
トマト 1500 640
キャベツ、わたしは市販の普通のキャベツが幼い頃から苦くてまずくて嫌いでした。他の同じものを食べている人に訴えても、皆苦くなんか無いといいます。けれども、硝酸の多さが苦味に感じていたのだと思います。自然栽培のものは美味しいですし、苦くないです。
かぶなんかは、実家では漬物としてしか使われていなかった食品なので食べたこともなかったのですが、Club大地の宅配で初めて届いて食べてみたときにすごく美味しかったので、その後手に入らないためにスーパーへと買いに行きましたが、同じ調理法でも辛くてまずくて食べられず・・・ついには捨ててしまいました。
それから元来硝酸の多い、長いもは、アレルギーの方は多食しないことです。しかし自然栽培のものであれば、食べた方が抗アレルギー作用もあるため、アトピーが良くなるのを実感出来ました。長芋は、皮も見た目には悪いですがむかずに食べられます。皮を食べてはいけない野菜は、じゃがいも(芽だけではなく皮にもソラニンの毒が多くあります)、里芋くらいなのだそうです。
硝酸は毒なので、解毒のために肝臓に負担がかかります。
肝臓に負担がかかるということは、それだけ免疫系のほうにまで手が回らずに、風邪など色んな病気になりやすくもなります。そのためか、野菜をほとんど自然栽培のものにしたところ、わたしも長男も風邪を引かなくなりました。
無農薬無肥料のclub大地のものをわたしは購入していますが、無肥料であることによって、硝酸値を抑えられるのです。さらに野菜本来の力が多いので、強くて虫食いなどもほとんどなく、とてもきれいな野菜が届きます。これが良いという証拠です。
それから、有機野菜で注意しなければならないのは、市販の野菜よりももっと硝酸値が多かったりする場合があるということです。完全発酵していない肥料を与えることによって、野菜の硝酸値が増えてしまうのです。高いお金を払っても、より体に悪い食品を食べることになりかねないので「有機栽培」というものには要注意です。肥料が完全発酵していればいいのですが、気をつけていない所の有機栽培では、なかなかそうもいかないものらしいです。また、有機栽培というと何となくイメージが良いせいかついつい納豆やほしいもなんかの有機栽培のものに手を出してしまう人がいますが、産地をきちんと確認することです。中国産ばかりだからです。
5才の息子は大変敏感なのですが、中国産であれば大好きな干し芋であっても苦しくなると言って食べられなかったりします。そういうものはうちの場合、頂いたものだったりするのですが、中国というのは土壌そのものが汚れている、全部が全部とは言いませんが、枯れ草に緑のペンキを吹き付けて緑がいっぱいだと満足するようなお国柄なんです。とても期待できたものじゃありません。それに加筆している2014年ではPM2.5などの大気汚染も深刻化しています。
・ドライフルーツやナッツ類は、酸化しているのでアトピーを悪化させます。南国系の果物は主にひじの内側のかさかさのようなアトピーを発症させます。ドライフルーツは、変な添加物や酸化油の心配もあります。果物で食べても割りとましなものはりんごくらいなのですが、それも食べ続けると症状を引き起こします。しかしわたしは、唇の荒れにリンゴの皮付近の成分が確実に効いた体験も、赤ちゃんのアトピーが治り始めたときに体験しています。
×チリ産サーモン、×アメリカ産大豆使用豆腐、×アメリカ産とうもろこし使用商品
なぜこれらが怖いか・・・アメリカの大豆って、遺伝子組み換えがすでに92%以上なのです。かの有名な種会社のモンサントが遺伝子組換えとうもろこしのキングコーンを開発して久しいのですが、この加工品は既に日本にも「異性化糖液糖、コーングリッツ、加糖ブドウ糖」などに姿を変えて出回っているのです。そして、日本では日本の加工食品の品質表示には品質表示義務量というのが決まっていて、一定の割合以下であれば表記しなくてもいいことになっています。更に加工した物を輸入する分には、それが遺伝子組換えであろうが何であろうが、それを原料として使った時点で、品質表示の義務が無くなるのです!つまり「遺伝子組み換えは使っていません」と表示されていても、嘘っぱちなことが殆どだと思っておいた方がいいということです。日本で売っているアメリカ産大豆使用の豆腐を見ても、遺伝子組み換えを使っていないという商品しかありませんが、アメリカの8%しかない非遺伝子組換大豆を日本にだけ輸入しているはずもなく、それでも広大な土地での産出量の8%なので量が違うのかもしれませんが、限りなく怪しいうえに、これだけ遺伝子組換えの量が多いということは、花粉が飛んで非遺伝子組換えのものと自然に交配してしまうのです。日本のスナック菓子の殆どはアメリカ産のとうもろこしを使っています。注意している人はどれだけいることか。
チリ産、これのどこがいけないのか、主に遺伝子組換えサーモンが入荷されるからです。加工する施設の衛生状態もよくないし、薬品なども大量に使われているという話です。加工地チリは、なぜか日本でとても安いですが中国産同様避ける方が無難です。
×鶏肉、△豚肉、×牛肉、△羊、××ひき肉、××養殖魚、×あさり、○天然青魚、×えび、×かに、××魚の干物
肉は、古来からの日本人の食生活で近年急激に消費が増えてしまったものの一つです。つまり先祖代々受け継いできた体にはそれほど合わないのですが、全く食べないよりは食べた方が血管を丈夫にし、健康を保てます。それでも2週間~月に1回程度の消費でいいようです。あらゆる家畜の飼料には大量の抗生物質が入っています。これを避けたお肉を購入するのには、らでぃっしゅぼーやが一番おすすめです。わたしは野菜はらでぃっしゅからは殆ど買いませんが、お肉を買いたいために、らでぃっしゅを始めました。同じく抗生物質を使っていないえびなどもあり、非常に助かります。
ちなみに我が家ではひき肉は使いません。ハンバーグなどを作りたいときには、塊肉を買って来て、ミキサーで玉ねぎと時にはこんにゃくと一緒にミンチします。ハンバーグには、ナツメグ、味噌小さじ1、こしょうを一緒に入れます。パン粉って、増量するのにいいのかもしれませんが、別に必要ないです。こんにゃくは増量+ヘルシーのために入れたりしますが、それほど食味に影響していません。ただ、こんにゃくを入れると水分が多いので、パン粉を入れた方がいいです。
ソーセージやミートボールを作るときには、塊肉に塩こしょうをプラスしてミンチしています。そして形成して茹でるのが一番簡単です。つなぎなんて、特に必要ないです。うちでは脂肪分を削ぎ落としてからミンチしているので、お肉ががっちりしたハンバーグ、ミートボール、ソーセージが出来上がります。
○~◎玄米、◎ゆきひかり、○全粒粉
日本人の主食、お米。品種改良される中で、もち系の品種が入っているお米ばかりになってしまいました。餅は実はアトピーの天敵。ケロイドなどの症状がある方にとっても、傷の治りを悪くするので避けなければならない食べ物です。しかし品種改良がなされても、餅系品種が入らなかったのが唯一、ゆきひかりなのです。
玄米は体に言いと言いますが、アトピーの人はまず腸が弱いので、いきなりガツガツ食べるのはおススメできません。白米に慣れていて玄米に切り替えるのであれば、いきなり完全玄米というやり方ではなく、徐々に慣らします。一口50回以上は良くかんで食べるのが玄米です。また、炊くときには自然塩を混ぜると陰陽のバランスが取れていいです。ゴマを振り掛けるのもよいといわれています。白米から玄米に切り替えるのには、半年以上かけてゆっくり回数を増やしていくという配慮が必要です。
玄米には放射能、セシウムなども体外に排出する力があるといわれています。それはフィチン酸というものが玄米に含まれているためなのですが、これは体が慣れないと栄養素も体外へ排出してしまうという、少々やっかいなものです。食べ続けて慣れれば大丈夫と聞いていますが、この辺は賛否両論が分かれるところです。昔の人の知恵は、お米をまる一日漬け置きしてから炊くというものでした。それがフィチン酸というブロックを外して発芽させることとなるのですが、こうして発芽玄米とすることで、フィチン酸の害が無くなっていたようです。玄米は手間をかけてこのようにすることが非常に重要です。そうでないなら、食べない方がいいと体感しました。
我が家は赤ちゃんのアトピーが酷くなった時点で玄米も駄目だということに気づきました。もう、玄米だからいけないのかと思いきや、一時はお米そのものが駄目だったという感じで、何が悪いのか暗中模索が続きました。そのため白米に切り替えたり、全くお米を食べないようにしていた時期もあります。白米はミネラルなど栄養がないなんて言われるけれど、あんまりにも酷く、そして急務を要したので、そんなこと気にしている場合ではありませんでした。
では、栄養面で言えば、白米と玄米の間をとって、ぶづき米がいいのでは?と思うかもしれませんが、ぶづき米は胚芽がむき出しになった状態のものであるので酸化が非常に進みやすいのです。ぶづき米をたべるのであれば挽いてから早めに炊いてしまうことに注意します。
こちらのブログで以前は「小麦粉を使うときには、全粒粉にした方がいいです」と書いてしまったのですが、これがまたとんでもない間違いだったことに気づきました。「小麦の全粒粉は絶対に食べないようにした方が良いです!」全粒粉にした時点で、酸化がとても進みやすいのです。ちょうどお米でいうぶづき米のようなもので、ぶづきをやめたら酷いアトピーが治った方も目の当たりにしてきました。
それにわたしは、小麦がアトピーになりやすい成分を体内に取り入れやすくしている真犯人の一つではないかと体感して確信しています。小麦をやめたら、あれほど悩みに悩まされ続けて来た手のアトピーが、本当に、みるいるよくなってきたのです。もちろん、遺伝子組換え、添加物、お水、自然栽培野菜なんかには気をつけていますが、この時期、砂糖の入っているけれど添加物や遺伝子組換えの心配のないお菓子を食べても悪化せずに治って行ったのです!
◎アロエ、○モリンガ、◎マヌカ蜜、○ルイボスティー、◎◎ビワの葉茶、○はと麦茶、◎白花豆、◎△青汁
わたしが実際に試してみて、とても効果を感じたのはアロエとマヌカ蜜、青汁に、それになんと言っても白花豆です。他のものもかなり良かったです。
ただ、アロエもマヌカ蜜も陰性が強い、つまり簡単に言うと体を冷やす食べ物なので常食はしてはいけない食べ物のようです。それから、糖分は基本的にアトピーにはダメなのですが、わたしにはどうしてもマヌカ蜜はすごく効果があったとしか思えないのです。殺菌効果が高いらしく、また腸内細菌を整えるようです。同じマヌカ蜜でも、純粋なものを扱っているところはそう多くは無いようで、ニュージーランドシェアNO1の会社のものも試してみたのですが、こちらははっきりとアトピーが荒れ、加糖されている蜂蜜であるというのがわかりました。なので、わたしのお勧めは杉養蜂園のマヌカ蜜です。ネットでも買えます。
アロエも、食べるとぐんとアトピーが良くなったりします。アロエベラとキダチアロエがうちにはあるのですが、キダチアロエは食べにくいけれど皮ごと食べるとすごい効果を感じました。ただ、皮には下剤成分が含まれていて、常食すると腸が黒くなることからも気をつけないといけないです。ものすごくまずいので、マヌカ蜜と一緒に食べたりもしていました。それから、フォーエバーという会社のアロエベラジュースが完全に合成添加物の心配がないので、会員になってたまに購入して飲んでいます。会員になると安く購入できるので、ご希望あれば紹介できますが、こういったものに頼る前に、食生活や生活環境を正す必要があるというサインがアトピーなりアレルギー症状なのです。
ビワの葉茶は、アトピーの民間療法の一つとして有名です。本州から取り寄せて、お茶にして飲んでみました。悪くは無いと思います。他にも、ビワの葉の焼酎漬けを作ってみたのですが、この焼酎を料理酒として使うと、アトピー改善に役立っているような気がしました。塗り薬として使えるらしいのですが、アルコール類をアトピー肌に塗る勇気がないのでいまだに試していないんですけれどもね。この時は自分で作ったのですが、自作のではなく、
『ねじめびわ茶』

ルイボス、モリンガ、はと麦茶、これらに共通するのはなんでしょう?抗酸化力がとても高いようです。いわゆるポリフェノールっていうのがたくさん入っているのです。モリンガなんかは栄養豊富なので、お茶にしてしまうのはもったいないので葉ごと食べていました。喉に引っかかって食べにくいですがいいです♪ホットケーキなどに混ぜ込んでしまうのもいいかもしれません。ルイボスティーは、抗酸化力も高く、割と飲みやすいお茶なので、どこかの幼稚園などではアレルギー対策として園児に飲ませているようです。はと麦茶も同じくアレルギー系によく、特に喘息にいいんです。それから、はと麦はいぼとりとしても役立つので、うちの赤ちゃんが2度ほどいぼを発症したときには、授乳のためにわたしがはと麦を炊いて食べたり、ヨクイニンというはと麦で出来ている漢方をわたしが服用しました。それに木酢液入浴で治ります。
うちの5才の息子はルイボスティーはあまり好まないけれども、はと麦茶のように渋みが効いているお茶は好きのようで、ガンガン飲みます。
お茶などは特に農薬に気をつける必要があります。ルイボスなどは国産のものがないので、基準の厳しいものを選びましょう。ついでに、市販のペットボトルのお茶は、農薬漬けの捨てるような葉っぱを使っているので、健康からはほど遠いものですので、わたしは一切買いません。わたしは滅多に飲みませんが果汁100%ジュースをごくたまに飲むくらいで、それ以外は市販の清涼飲料水は飲んでいません。
青汁に関しては、キューサイの青汁が有機で美味しくて気に入っていましたが、あるときから赤ちゃんが拒否するようになりました。硝酸の値が高い可能性があります。しかし大麦若葉の青汁などはとても気に入って飲んでいました。
××××水道水、×××××煮沸水道水(沸騰直後)、×煮沸水道水(沸騰5分経過)、◎天然水(日本)、○~◎天然水(海外)、××蒸留水、△純水(ミネラル、不純物、ゴミ除去済み)
水道水は、日本のものは飲める、これだけでもありがたいことなのですが、やはり劣化した水道管の問題や、添加されている塩素などの問題もあって、アレルギー体質の人はやはり気をつけるといいです。必要以上の塩素を摂取してしまうと、体内に入ってしまった人体に吸収されにくいカルシウム類(野菜から摂取したのではなくて、食品に添加された卵殻カルシウムや珊瑚を砕いたものみたいな成分)と結合して石になったりすることもあります。なにより、塩素自体が皮膚をボロボロにするんです。わたしはアトピーがひどいときに息子にプールへ連れて行って欲しいと頼まれて連れて行きましたが、アトピーがびっくりするほど酷くなってしまったことがあります。更に、水道水を沸騰させると、トリハロメタンという有害物質が沸騰前の100倍ほどになったりもすることがあって、その後5分くらい沸騰させ続けてやっと減ってくる、というようなものだったりするそうです。
そうはいっても、水って水道でないと案外高いんですよね。そこでわたしは飲み水に近所のスーパーで無料配布している純水という水をもらってきていました。ただ、これ、ミネラル分もなんにもないということらしいのがイマイチ気になり、わざわざ買い物時に追加して重たい思いをしてミネラルのない水をもらってくるくらいなら、ミネラルが入っている水道水の方がまだマシなのではないかと考え直してしまい、いつからか水道水へと切り替えました。ちなみに蒸留水は、大量に飲むと死んでしまうらしいので注意です。出典はどこか忘れましたが、医師の書いている本に記されていました。ただ、この蒸留水が悪いという話しには、反論が2件ほどわたしのブログにもお声を頂戴しまして、これはどうやら浄水器会社の蹴落とし合いの一つの売り文句の可能性もあるようです。
やっぱり水道水を直に飲むのって抵抗あるなぁ・・・と思っていた矢先に、お友だちから青いボトルをいただきました。なにやら、ブルーソーラーウォーターというものをこのボトルに入れて30分太陽光に当てると出来上がり、水道水でもいい水に変わるというのです。半信半疑で現在試してみている状態ですが、直に飲むよりは気分的に良いです。少しだけネットで調べてみたのですが、なにやら、ハワイ伝承の方法のようです。太陽の光って、色んなパワーがあるから、信じてみてもいいかもという気持ちでした。
そう考えて、スーパーの汲み水を止めて水道水を再開し始めてから5ヶ月目に、水道水を止めるとアトピーがよくなることに気づきました。元々調理用にはずっと水道水を使っていて、味噌汁、炊飯などには水道水以外使ったことがありませんでした。せいぜいスーパーの汲み水などを飲用に使っていたくらいです。しかしこの飲用の汲み水をやめてからというもの、今まで出ていなかった部分へのアトピーが広がり始めていたのです。唇の周辺です。どんどん悪化していて、味噌汁を飲むと特に悪化を感じていたので、主治医が言うように味噌の大豆の酸化がいけないのかと考えていました。
ところが、先日2012年6月6日~10日までシンガポールへ旅行へ行ってきたのですが、南国なので南国の果物やお菓子などもモリモリ食べることによってアトピー悪化を懸念していたのですが、元来の手のアトピーは若干悪化したものの、口周辺は少しよくなったのです。不思議に思いましたが、帰国後、味噌汁一杯でまた明らかな悪化を感じました。よほど味噌汁って悪いのかとも思いました。
しかしそのとき、シンガポールでわたしは水道水を一切飲んでいないということにふと気づいたのです。
試しにペットボトルの水を買ってきて味噌汁を作ってみると・・・飲んでもアトピーが悪化しないことに気づきました!!このことを機に慌てて炊飯も、味噌汁も、水道水をやめ、生野菜サラダ用の野菜も水道水で洗った後はきちんと仕上げ洗いをして、それから歯磨きも水道水をやめ、歯ブラシ自体も次回使うことを考えて水道水ではない水で仕上げ洗いをするようにしました。水は、スーパーで無料でもらえる純粋(水道水のほとんどの有機物をろ過してきれいにした水)と、近所の地下水(遠くからもくみに来る方がいるそうです。主にこちらを利用しています)、さらに非常時用にペットボトルの水を備えました。水道水を止めたとたんに、みるみるアトピーが良くなって行ったのです!!!ブルーソーラーウォーターには水道水を浄化する効果はそれほど無かったのだということが分かりました。これで良い水なら、汲みに行く必要も買う必要もなくて本当に良かったんですけれども、残念です。
2週間も経つころには、これまで出ていたアトピーのほとんどは消えて、最重症の手の指先の数箇所がうっすらと残る程度になりました。先日、がりを作ったり、梅干しを作る際に塩に直に触れまくりましたが、全くしみて痛かったりしないのです。昔のわたしの手では考えられないことです。これは本当に感激モノでした。日に日にお肌がスベスベになっていくのが、よくわかりました。唇の皮は少なくとも中学生の頃にはボロボロで毎日剥けていたのですが、それはものの3日もしないうちに一旦ピタリと止まりました。
夫が替わりに炊飯器をセットしてくれたときの翌日に食べたお米では、すぐに水道水で炊いたお米だと判りました。
そして、完全に水道水を排除した生活をして10日目ごろ、わたしは函館へ父をお見舞いへと行き、母にこのことを話していつものような汲み水を持参して、調理も水道水を止めてもらいました。ところが母がお茶を入れてくれたのですが、うっかりお茶の水に水道水を使ってしまったようでした。そのお茶を飲むと、急に喉の奥がイガイガとしてきて苦しくなり、5分ほど咳き込み続けて、その後声が変わってしまい、翌日朝までしばらく治りませんでした。これはなんだったのだろうと、そのときは気づかなかったのですが、更にその5日後、お友だちの家で出されたお茶でも、函館のときほどではないけれどもそれでも苦しい咳と声変わりを経験しました。これはもしやと思い、お友だちに聞いてみると、浄水器を通した水道水を使っていたということです。浄水器は、10万円する高価なものでも完全に不純物を取り除くことは出来ないし、1万円程度のものでも機能が変わらなかったりするともいいます。今回は1万円程度のものではあったのだそうですが、直に水道水を飲むよりは少しはマシだったようです。
しかし、この間でもわたしが外食へと出かけた際に食したもの(水は怖いので持参していました)では、アトピーは軽く悪化することはあっても、これほどひどいショック状態を引き起こすことはありませんでした。一体どうしてかと考えたときに、二人ともお湯を沸騰させて間もなくの水を使ってお茶を入れてくれたのですが、そうするとトリハロメタンという有害物質が通常の何百倍時には何千倍という有害性を発揮するということを思い出しました。トリハロメタンは沸点近くで何千倍もになって、その後5分沸騰させ続ける事ではじめて減り始めて、およそ15分程度でかなり減るのだそうです。そう、もしかしたらこういったことがわたしの体を蝕んでいたのかもしれません。急に徹底して水道水を止めたことによって、久々に体に入った水道水でショック状態を起こすものと思われます。こういうことに気づかせてくれた母とお友だちの二人に感謝して、これからは外食時は一層のこと、飲み水は常に確保するようにしようと心に決めました。
こういった事例を踏まえてお友だちでアトピーに悩む方々には浄水器がついていても水道水をやめるようにいいつつも、全ていきなりやめるのは小さなお子さまもいる方も多く負担なことと、わたしのようにショックを起こすようになることがあることを考えてもお勧めしてはいません。
わたしと同じように顔にでるアトピーの子は、飲み水だけ早速脱水道水しただけで綺麗になっていきました。けれども、今まで出ていなかった膝裏にアトピーが出始めました。アトピーは治るときに出る場所を変えながら治っていくとも聞いたのですが、使っているのはわたしが教えてあげた無料の地下水。何が入っているか判らないと夫が最初に心配したのですが、何か入っていればわたしの体にすぐ出るだろうと気にもしていませんでしたが気になり始めました。地下水について調べてみると、農薬や除草剤などが雨などの影響で地下水に混ざることがあると知り、お友だちにはすぐに切り替えてみるよう、伝えました。しかし、浄水器屋さんが検査してくれた所、びっくりするほど綺麗な水質で、夫もそれを目の当たりにし、地下水への信頼が増しました。
水道水も、年間41種類の指定されている農薬の検査をしているらしいですが、平均して14種類程度は検出されるようです。他にも水道水には塩素やトリハロメタンが入っています。これじゃあいくら無農薬の野菜を食べていても無駄なわけです。
そして水道水を止めて肌が綺麗になっていったこと以外で自分の体で気づいた変化が他にもあります。腰痛が軽減していったことと、どうしてもやせなかった下腹部が減っていったことと、睡眠時間が減っていったことです。体が軽くなりました。調理時間など立ち仕事をしていると決まって腰痛がひどかったのですが、日に日に軽くなるのが判りました。下っ腹も、有害物質の溜まりどころだったのでしょうか!?自然と減ってきているのが判ります。睡眠時間は、プラスチックやポリエチレン手袋の悪影響を受けていた最悪の時には13時間、それが10時間に落ち着いてきて時には9時間程度だったのが、連日8時間の睡眠(たまに9時間)で自然と目覚められるようになりました!!まだ、たった2週間ですよ!?!?こんなに水道水の有害物質が悪影響をもたらしていたなんて、心底驚いています。
現在わたしは地下水を汲んで来て生活していますが、そういった資源が身近にない方にはペットボトルの水という手もありますが、宅配の水というのも良いかと思います。その際、価格や放射能、それから品質のことも考えて、こちらのお水がお手頃かと思います。わたしが妊娠出産に向けて、夫が不在のときに地下水を汲みにいけなければこちらを利用しようと思っていました。産地など色々選べるのもいいです。
水は、こだわってもこだわりきれない大切なものです。
天然水と言われて売り出されている水、あの中にもお金儲けだけを考えているものがたくさんあって、実質中身としては粗悪なものも多いようですので注意です。しかしあえて善良なものという前提で書かせてもらうと、日本人は日本の水を飲んだほうがいいです。外国の水は硬質なのでミネラルが多いのですが、日本人のお腹には慣れるのに少々時間がかかるようです。やっぱりミネラルが多いから海外のを飲みたいという方は、朝一番だけは避けてみるというのも、胃腸に負担をかけない方法としていいかもしれません。それでも玄米食に慣れているような方は、海外の硬水でも問題なくいけるのではないかもしれませんが、我が家はアトピーが玄米で悪化したという思いもありますし、アトピー体質の人は確実に丈夫な腸の持ち主はいないことは言えるので、日本の軟水にこだわるのがいいです。
わたしはまた、浄水器にもこだわりにこだわって選んだことがあります。それは地下水が洪水で決壊し利用出来なくなってしまったときに試してみたのですが、使っているとだんだんと金属アレルギー症状が出てきました。疑問に思い浄水器会社に問い合わせてみると、「大抵の浄水器は、浄水器協会が推奨しているために、銀イオンが入っている」のだとのことでした。そんな大事なことをなぜどこにも書いていないのか、わたしは心底信頼を裏切られたという気持ちと、浄水器はもう買えないという気持ちで一杯になり、返品しました。実は浄水器を返品したのはこの時で2回目でした。やはり、天然水に限ります。
選べる天然水ネイフィールウォーター


食品と金属アレルギー
ニッケル、クロム、コバルト。食品に含まれている金属群の摂りすぎで、アトピーやアレルギーを悪化させる場合があります。ニッケル・クロム・コバルトを多く含む食品一覧
下着かぶれも、下着の素材そのものにかぶれる場合(わたしはそうです。石油系化学物質一切だめです)、洗剤が残っていてかぶれる場合、そして偏った食事により金属イオンバランスが崩れて汗となって出たときに下着の汗を溜めやすいというような性質によって金属アレルギーにてかぶれる場合などがあるようです。
この一覧を参考に、ご自身がアトピーやアレルギーを悪化させる食品と同じ群の食品には気をつけたほうがいいかもしれません。皮膚科でパッチテストなどをされるのも一つの手ですが、必ずしもアレルギーとして出ない場合もあるのでその辺はご自身で留意してください。わたしはパッチテストも、通常反応する1週間でも出なくて、試験が終わった10日目以降に猛烈に反応した物質が何個かあるのですが、極めて珍しい例のようで、跡がくっきり残っているにも関わらず、アレルギーとは診断されませんでした。北大大学病院でした。このような診断の仕方をするなんて、当てになりませんね。
バランスって大事なんです。アトピーのお母さんが子どものためにと一生懸命使っている食材にも、これらが多く含まれているので、気をつけないとより悪化させることになってしまう可能性があるのです。
~ 油の選び方について ~
油は、アトピーにとって大敵であり、友でもあります。
完全に油を除去した食事をしていると、お肌の健康を保てません。油はアトピーにダメと聞いたので一時期わたしはこのような極端な生活をしていましたが、自分の体が油は必要であると証明しました。
ではどのような油が良くて、悪いのか、残念ながらこれが完全にいいとか悪いとか言い切れずに、なかなか難しいのが油です。限りなく控えめにするのはとてもいいこと、普段の調理に油を使わないけれどもたまに揚げ物が食べたいとか、その程度はむしろ体に好ましかったりもするのです。それでも気をつけることは色々あります。
油の成分について
油を構成する成分は、主に次の4つです。
飽和脂肪酸(不要、避けるように。体内で主にオメガ9となる)>オレイン酸(現代人は過剰気味。普通に摂れる。オメガ9)>リノール酸(摂りすぎ注意。オメガ6)>αリノレン酸(積極的に摂りたい。オメガ3)
不要>少々過剰気味>ちょっと良い>積極的に摂りたい
油のことは少し難しい項目なのですが簡単に示すとこんな感じになります。
アトピーに限らず体に良いとされているのはαリノレン酸で、不飽和脂肪酸を減らしてαリノレン酸(オメガ3)を摂取するようにすると良いということです。けれども「>」で示した順に摂りやすいのは不飽和脂肪酸で、αリノレン酸が一番摂りにくいのです。
不飽和脂肪酸は、バター、ラード、牛脂、パーム油に極端に多く、これらのおよそ半分の油が不飽和脂肪酸で構成されています。なぜこれを避けるようにすると良いか、それは糖質たんぱく質と結びついてオメガ9に変換してしまうからです。体脂肪となりやすく、太りやすく不健康の原因です。つまりこれらを避けるようにすれば、不飽和脂肪酸は減らせます。けれどもバターの替わりにマーガリンを使うという発想だけは絶対にしないように。マーガリンは先にも述べていますが、ドイツでは禁止、恐ろしいクローン病の原因となるなど一番怖い油です。
リノール酸(オメガ6)必須脂肪酸では歩けれど、摂りすぎになりがちな油です。一部が体内でアラキドン酸という不飽和脂肪酸に変換されるのですが、これが体を防御する免疫機能に関するさまざまなホルモン様物質を作っています。しかし、アラキドン酸は少量であれば健康にとてもいいのですが、アレルギーの原因となります。アラキドン酸経由でできる各種ホルモン様物質は非常に炎症作用が強く、そこに少量のアレルゲンが入ってきたときに過剰な反応を起こして花粉症やアレルギーの原因になったりするからです。
αリノレン酸(オメガ3)。野菜に極少量、シソ油やエゴマ油にたくさん含まれています。さなかにも含まれています。肥満防止作用があり血液がさらさらになる効果もあります。アトピーにとてもよいです。ただし加熱できないので、ドレッシングの基材として使うのにありますが、酸化しやすいとか、取扱いは面倒です。
×× 酸化油 これは完全にだめです。揚げ物に使った油は、一度きりで使い捨てます。あらゆるアトピー悪化の諸悪の根源です。わたしと長男は、酸化油で唇が荒れるのですが、納豆を食べ続けるとか、ポテトチップスを食べるとかでも酸化油の影響で荒れます。
×× サラダオイル いわゆる「サラダオイル」と呼ばれるもの。何が入っているかわからない、怪しい油ともよく言われています。絶対に避けます。
◎◎ 圧搾絞り 油の抽出方法です。市販の量販されている油は、菜種油、グレープシードオイル、サラダ油など、どんな種類の油であっても抽出時に石油を使っています。もちろん、還元処理はしているようですが、やはり残留物が残るのです。つまり、こういった油を摂ることは、ワセリンのような石油生成物を肌に塗って体内に吸収されるのと同じように、石油を間接的に体内に入れているのと変わらないのです。
圧搾絞りとはなにかというと、昔ながらの抽出方法で字の通り押しつぶして油を取り出すという手間のかかる方法です。そのため2~3倍の価格になりますが、ここには譲れない価値がありますよ。油を選ぶときには何よりも圧搾絞りであることが最重要です。圧搾はオリーブオイルは基本的に圧搾です。菜種油は選べば圧搾のものが比較的手に入りやすいです。
△オリーブオイル △ゴマ油 普通の人が健康にいい油と聞いて真っ先に思い浮かべる油の一つかと思います。アトピーにも比較的悪くありませんが、期待するほど良い油でもありません。ベースがオメガ6だからです。使いたいのであれば、圧搾絞りのものを。そして、エキストラバージンよりも、普通のオイルの方が、火を通す場合には使用感がいいです。エキストラは火を通すと粘度が増すので、ドレッシング用にする場合に使いますが、我が家では断然亜麻仁油をドレッシングの基材にします。料理のプロが教えてくれた話です。
それから、オリーブオイルは蓄積されることで、脳の疾患の原因となるので、やはり摂り過ぎ注意なのですが、現在我が家では一時期圧搾絞り菜種油を使っていたのですが、実は菜種には強い毒性が元々あるということを知りこれもやめて、現在揚げ物にはオリーブオイル、ちょっとした油を使いたいときにはバターを使っています。
ごま油は、やはりオメガ6が多い油です。揚げ物にも、白ごま油を使うと、カラッと揚がって美味しいです。けれども食品に含まれる金属アレルギーの項目で説明した金属類も含まれています。ごま自体も体に良い、アトピーに良いとされていますが、やはり常食は控えたほうがいいのではないかと思われます。
自分できちんとごま油についてこのように書いているのすら忘れていまして、いつの間にかごま油を使っていました。すると、やっぱりダメでした。金属アレルギーがあるとはっきりわかった今36歳のこのとき、ごま油を使った食べ物はかゆくなるので、オリーブオイルとバター中心に油は使うようにかえました。
○シソ油、えごま油、ココナッツオイル こちらは全てαリノレン酸(オメガ3)が豊富に含まれていて、とてもよい油です。しかし、シソ油、エゴマ油は熱に弱く変質してしまうために、ドレッシング用です。普段の熱を使う料理には不向きです。それに対してココナッツオイルは比較的熱にも強くて健康にも良い油です。ただ、この3種類全てのオイルに共通して言えるのが、金属アレルギー項目で説明しました、金属類が多量に含まれています。なので、完全に安心して使えないのが難点です。ココナッツなどは元々日本にもなかった食品ですので、アレルギーのことを考えてのこちらの使用はどうなのかという疑問も残ります。
◎ 圧搾絞り菜種オイル これが結局我が家で使用しているオイルです。これまでにごま油やオリーブオイルなども使用してきたりもしましたが、一時期ここに落ち着きました。シソ油やえごま油などには全然及びませんが、他の一般的な油よりもαリノレン酸が比較的多めなことと圧搾絞りが入手しやすいためです。その後、菜種自体がよろしくないと聞き、オリーブオイルとバターに落ち着いたのです。
油は本当に難しいので、落ち着きどころを見つけることも大切かと思います。油は全体食ではないという点で、自然なものから少し離れたスタイルのものであることを忘れてはなりません。本来、食べ物から十分摂れるという考え方もあります。けれども、一時完全に油を除外して生活していたこともありますが、完璧はやはりよろしくないようです。摂取した方が顔のつやもよくなります。しかし一般的に皆さん過剰気味なので、完璧に摂らないくらいを目指した方がいいのかもしれません。ただ、摂るのであれば組み合わて使用されるといいかと思います。
☆食べ物の食べ方について☆
アトピーを改善しようとしていると必ずといっていいほど「断食」というキーワードに出会うと思います。
現代人は食べ過ぎているので、断食すれば体内の糖分をセーブすることを始めとし、細胞が活性化されるのでアトピー改善にも効果があるというものです。
これは確かに間違ってはいないんです。アトピーの人も大体が自覚症状のない食べ過ぎ状態に陥っていて、断食をすることで改善したりもします。ただ、断食は個人で勝手にやってしまうと、効果よりも悪影響の方が多いので、指導者のもとにやった方がいいです。
けれどもアトピーの人がまずは取りかからなければならないことは、断食よりも、食べる時間を守ることです。
だらだら食べない、これが思った以上にとっても重要で、主婦などしているとついつい味つけするためにもぺろり、赤ちゃんを抱えていたら授乳で呼ばれてしまったから一時中断してまた食べ始める、自宅にいるので何となく小腹がすいて何か食べる、人様に及ばれしてティータイムを過ごしているとついつい食が進んでしまう、といった現象にたびたびぶつかってしまうのですが、これが本当に良くなかったんです。
胃袋は、一度ものを入れてしまうと動き始めてしまいます。休憩に3時間は最低でも欲しいのです。そうでなければ胃や腸が徐々に蝕まれて、アトピーの人は覿面にお肌に現れます。わたしは口角炎として現れました。気をつけ始めた途端、急激に回復しました。
それから、食事のときになるべく水を飲まない事です。胃液が薄まって消化が弱りますから。水分補給はなるべく食事と食事の合間でお腹になにも入っていないようなときがいいです。食事中はみそ汁程度にしておきましょう。
思い返せば、わたしが完治していた短大時代には、自然とどちらもかなり徹底されていました。
それから、よく噛んで食べるというのは、お米などの炭水化物を噛む事で唾液をたくさん出して消化しようという意味です。炭水化物は3カ所にて分解酵素が出されますが、たんぱく質は胃液のみで一カ所です。いかに炭水化物を分解するかが大切かということです。糖がきちんと分解されないことで、糖の害を受けやすいのがアトピーとなって出てくる方々の体質です。糖害を低くするには、はと麦が有効です。実際に病院ではと麦の漢方を出されましたが、とてもよく効いていたと思います。
上記の文章にも36歳のときの追記を織り交ぜましたが、まだまだ今までいいと思ってやっていたけれど、もっと本当は気をつけなければならなかったということも、続々と出てきています。
別の項目で書いていきますので、まとめだけではなく、後続を読んでみてください。
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