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こわいひと

わたしには二人の弟がいます。一人は年子、もう一人は5歳下です。
彼らの性格はいたって地味、まじめといったところで、お金遣いに関してもしっかりしています。家族なので気がつきませんでしたが、わたしの友達には弟二人ともかっこいいねと言われるし、性格も温厚で、特に下の弟などは女の子にも人気のようです。っと、弟自慢はほどほどにしておきます。

ところが、彼らは驚くほどに女性運がないようです。わたしも、男性運がなかった節が多々あるので人のことをいえないのですが、とは言えども、今の夫に関してはそんなことはないので、幸運なほうかと思います。

しかし、年子の弟といったら、実家に帰って話を聞く限り、不幸で不運としかいいようがない。タイトルにもある「こわいひと」は、その弟が初めて付き合った女性のことです。この程度の「こわいひと」は、ちまたでニュースを騒がせている輩に比べればまだまだ軽いほうだと思いますし、わたしの身近にはいない、というか関わらないけれど、結構ありふれているようにも思います。最近、やっと見切りをつけられたようですが、そこに至るまでについやした時間、およそ6年です。

わたしも、実家に住んでいた頃、彼女が家に来たので会ったことがあります。もの凄い美人なのです!!本人いわく、映画のコマーシャルにも出演したことがあるのだそうな。そして、わたしの4歳年上。物腰やわらかで人当たりもよく一見完璧そうな彼女なのですが、わたしは彼女とちょっと話をしたとたんに、というか、彼女と会ったとたんにというくらいすぐに、寒気のようなもの、直感的な悲鳴をあげました。
ふと我に返ってわたしは自分自身に、彼女が自分にない美しさを持っているから妬んでいるのではないかと問いただしてみましたが、そうではありませんでした。わたしはあまり積極的に人と仲良くしようとするほうではありませんが、激しく拒否することも、ここ何年かはありませんでしたが、何か人間的なものにおいて、彼女に対しては無理と、あっさり諦めました。

それからというもの、わたしが仕事から帰ってきたときに彼女が実家の茶の間に来ているときは、すぐにわたしは茶の間の隣の自室として使っていた客室(自分の本来の部屋は実家を一度出たときに物置にされてしまったので)へと、逃げ込むのでした。母には、「弟がかわいそうだから、付き合ってあげなさい」といわれましたが、わたしは「あの人と一緒にいるとむしずが走る。仕事で疲れすぎているから自分で機嫌の悪さを表面上だけでも上手く取り繕うこともできない。だから、同席するとなれば思いっきり不機嫌にしてしまう。その方がよっぽど可愛そうだし、わたしも無駄に疲れるわけにはいかないので部屋にいくよ。」と伝えました。

実は、彼女にあってからすぐ、母には「彼女は精神病だと思う」と、はっきりと伝えておきました。「うつ病とかではない、ちょっと何かはわからないけれども精神病の一種だと思う」と。しかし、わたしが彼女を苦手に感じるのは、単に彼女が精神病だからではない、ということも。その後、弟が、ほとんど毎週、彼の定休日である火曜日に、彼女を連れて苫小牧まで言っていると聞いたときには、やはり私は母に、「苫小牧の精神病院に彼女を連れて行っているのではないかと思う」と、伝えておきました。その半年後、彼らは正直に我が両親にうちあけました。彼女は精神病であることを。母は驚いて、「どうしてわかったの!?」と、わたしにたずねてきましたが、「本人が知らずにそういう空気を発しているのを、わたしは感じてしまう」としか言いようがないのです。当時勤めていたところで、たくさんの精神を病んでいるお客さんたちと付き合わなければならなかったということにより、元からあったその感覚が研ぎ澄まされてしまった気はしますが。

一度、弟と話し合ったこともあります。当時弟はわたしが彼女にたいして下した判断や、母が自分で下した一般的な見解により、反対しているけれど、どうすればいいものかという相談をされたのです。わたしは、自分で納得できる結果をつかまずに他人にとやかく言われて思うように進めないことほど、後味の悪いものはないことを伝えました。ただし、わたしも、彼女に関してはご存知のように快く思えないみたいで、弟自身が傷つかなければいいと願っているが、まったくの白か、そうでなければとんでもないジョーカーに思えて仕方ないということも伝えました。私が絶対ただしとは言い切らないけれど、限りなく黒いということも。だから、後悔しないような付き合い方ができればいいのではないかと、たとえ騙されたとしても、つまりはぶっちゃけ2番目でもいいと思えるのなら、そこまで彼女のことが好きならば付き合い続ければいいのではないかと。自分が納得できる範囲の付き合い方をしてほしいと伝えました。そんなに自分の気持ちがうまくさばけるのであれば、人生苦労も苦悩もしないんだろうけれどもね。だいたい、こうやってえらそうにアドバイスしているわたしだって、気持ちや思考回路がぐちゃぐちゃに絡まったりしていることなんか、しょっちゅうなのだから。

実家関係の親戚には、うつ病をはじめとする何人かの精神病者がいます。その中の一人、母の姉にあたる人の娘はうつ病で、たまに発症するらしいのですが、普段はたいして通院もせずに済んでいるのだそうな。そのお姉さんが、「たまに発症するだけでも大変なのに、毎週精神科に通うなんて、よっぽどの重症だから関わらないほうがいい」と言ったのだそうで、母の不安はいっそうに膨れ上がり、何が何でも辞めさせたいからわたしからも強く言ってほしいということを言われた。わたしは、つい弟にそのようにアドバイスした手前もあるし、母の弟を心配する気持ちもよくわかるし、なんだか板ばさみ状態となってしまった。

まぁまぁ、と母をなだめ、長い人生、せっかく人のことを好きになれる機会があったのだから、それをむげに取り上げてしまっては、たとえ息子のことを思ってやったとしても、怨まれるだけだよ、と。それで生活に張り合いが出るのなら、それもまた良しというものでは?ほんとうにジョーカーな相手なら、いつかはしっぽを出すから、もう少し自分の息子を信頼して、見守ってあげるということも、必要なのでは?そもそも、そこで周りの言うことを聞かせたところで、自分に対する無力感が膨れて単なるだめ人間になるだろうし。
けれど母は言う「初めての相手なのに騙されたら傷か大きい。結婚できなくなるのでは?」ごもっとも。しかし、運が悪くおかしな人に捕まってしまうのも、それも今までにすごしてきた人生の、ある種の付けのようなものなのです。あえていうのなら、何が悪かったから、ということではなく、その人生において、そういうことを体験するようなステージになってしまったのだという感じでしょうか。わたしだって、弟に単に痛い目見させたいわけではないし、おそらく騙されているし、そのときに収まりのつかない傷つき方だけはしないように付き合えるようにというアドバイスはしていると伝えました。母とは、このような話を何度かに渡ってしてきました。

また、やたらと結婚にこだわっているようなので、母に聞きました「結婚してよかったと思う?」わたしはその答えを知っているから。面白いことに返ってきた答えは「女の人は損だと思う」ということだった。要は、自分ばかり損していると感じているようだが、いずれにしろ、わたしの回答は変わらない「なら、なぜ自分が不幸と感じている結婚を、大事に思っている息子におし進めようということばかり考えるのか?もう少し、自由を与えてあげてもいいのでは?」
母はこうとも言う「お金遣いに関して、彼女ときたら派手だしそのくせケチだし、息子にはあわない」と。わたしは「金銭的感覚が似ていないと、その点では確かに苦労するだろうけれど、どんなに合いそうな人と結婚したのであっても、なくて七癖、必ずどうしても鼻につくところはでてくるだろうねぇ。」と、わたしは言うのです。結婚に関して何が重要かなんて、その人によって違うし、傍から見ればおかしくても、当人たちはそれが正しいと納得していたり、信じるという思い込みをして、良好な関係でいようとしたりしているものかと思います。ただ、確かにお金で破綻する結婚は余りにも多いものなので、しっかり見定めてはおかないといけないものかもしれないです。こんなことを昔聞いた覚えがあります。お金、異性、時間のどれかにだらしない人は、その全部にだらしない、と。

そして、ついに、破局を迎えたようです。
弟は、会社の独身寮にいたのですが、独身寮の年齢規定からはずれてしまい、いつの頃からか、彼女のいとこに当たるという男性の家に居候していたのです。ところが、彼女が来るたびに激しくケンカするようで、怪しいと感じていた弟は、そのいとこと言われている男性が酔っているときに、彼から真相を聞きだして、いとこではなく、付き合っている男だということを知ったのだそうです。彼女からは絶対に言わないでと口止めされていたそうですが、なんということでしょう!!その男性は、市役所職員で、彼女と結婚することは諦めていて、それでもいいからと車を買ってあげたりもしていたようです。車は誰かに貢がせていると踏んでいたわたしは、そのことを弟に伝えていましたが、相手は医者だと思っていたのは外れていましたが。それにしても、その市役所職員もよくうちの弟を同居させたと驚くばかりです。温厚な性格の弟をはさんで、彼女は彼との口論になるのを抑えてほしかったのではないかということですが・・・。事情発覚直後、ただちに弟は引っ越したようです。

弟と実際話をしてみて、てっきり薄々気づいているものかと思っていたのに、全然気づかなかったといいます。やっぱり恋って盲目なんだなぁ、なんて思いました。わたしなんかは、盲目な上に情緒不安定になるから、あまり好きすぎるのはよくないと体験してきたりもいます。できれば、苦い経験は避けたいものですが、どういうとろまでいくかは実際とことん進むのも悪くないかもしれないです。それに人間、自分に都合のよいことしか耳に入らないものです。あれだけアドバイスしていたけれども、やはり化けの皮がはがれないとわからない、というか、諦めがつかないのだから。

実は、1年ほどブランク期間もあったようです。今回は、どうやら復活はありえないようで、少しほっとしています。それにしても、初めて付き合った相手がこんなでは、今後が心配になってしまいます。

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テーマ : 日記
ジャンル : 結婚・家庭生活

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プロフィール

にゃんぺいちゃん 

Author:にゃんぺいちゃん 
2009年8月20日開設しました。
専業主婦9年目、男児2人の母です。家族4人とも喘息アトピーのアレルギー体質ですが、食事を中心に気をつける事で、症状がでにくい状態を保っています。ブログは、日々の子どもたちの成長の記録などを通して、母が何を考えて生きて来たのかを遺し、たとえわたしがこの世から居なくなったとしても子どもたちが読み返してみて、どんなことを母が考えて子どもたちに接して来たのかを分かってもらえたらと思って書き始めました。
趣味:読書・オークション売買・子育てのこと・アトピーのこと・お金のこと、漬物作り(梅干し、味噌、玄米づけたくあん、ニシンづけ、ガリなど)、その他生活そのものを味わっています。今は子どもとの関わりがとても楽しくて、けれども掃除がアレルゲン除去に大変有効と気づいて夜中も出来る時には掃除しているため、時間が取れないので以前よりブログにかける時間がありませんでしたが、この春次男が幼稚園に入りましたので少し書けそうです。
子どもたちのためにも、素敵な未来を創造していきたいです。
アレルギー関連の記事は、過去には良かったと思ってやっていたことがダメになったということがよくありますので、時系列に気をつけて読んでみてください。過去のことを訂正しておりません・・・。
たまに更新するので、遊びに来てください♪気ままに、色々なことを書いて行きます。

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